ドリアンとよく間違われるジャックフルーツ(パラミツ)の味・食べ方・栄養価について

熱帯地域の市場で常に圧倒的な存在感を放つ熱帯フルーツ。
そう、それは

ジャックフルーツ

ジャックフルーツはその匂いもドリアンに負けず劣らず。
市場に並んで置いてあるとその太々しくどっしりとした面持ちでドリアンとはまた違った強烈な存在感、しばしば人に威圧感すら与え、世界最大のフルーツとしても知られています。

おっさんがダルそうに昼寝しているようにしか見えない(´ω`)笑

このブツブツとした果皮や香りから、初めて見るとドリアンと勘違いする人がいるのも無理はありません。ドリアンほどではありませんがこのジャックフルーツもなかなかのクサさです。

実はジャックフルーツも、結構人によって好き嫌いが分かれるんです。
正直私はあまり得意ではありません。
残念ながらにおいも味も食感も昔から好きになれないんですよね(。-_-。)
しかし好きという人も意外といるようです。

今回はそんなジャックフルーツのお話。

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ジャックフルーツとは

ジャックフルーツ、別名パラミツとも呼ばれます。
学名はArtocarpus heterophyllus
英語でJackfruit
中国語で菠蘿蜜(Bōluómì)
マレー語・インドネシア語でNangka(ナンカ)といいます。

クワ科パンノキ属の常緑高木で、原産はインドの南西部とされています。
ちなみにチェンぺダック(Cempedak)というフルーツも、ジャックフルーツと同じくクワ科パンノキ属ですが、ジャックフルーツとは全然違います。
外見はとても似ているのですが、開けてみるとチェンぺダックの方が実が丸々としていて小さくゴロゴロしているのですが、ジャックフルーツは実がすこし細長い感じです。これがジャックフルーツ↓

ジャックフルーツは実が詰まっている、というよりかは実が皮にくっついてるので皮から剥ぎ取るようにして取ります。↓

そしてクサさはチェンぺダックの方が強烈です。その分、チェンぺダックの方が甘みが強いようです(๑˃̵ᴗ˂̵)

ジャックフルーツのギネス記録

世界最大のフルーツとして認知度の高いジャックフルーツ。
じゃぁ世界で一番大きいジャックフルーツはどのくらい大きいのか。

ギネス記録を見たところ、
世界一重いジャックフルーツは42.72kg
2016年6月23日、インドのプネで記録されています(๑˃̵ᴗ˂̵)
http://www.guinnessworldrecords.com/world-records/78709-heaviest-jackfruit

42.72kgって下手したら日本のスレンダーなモデルさんより重いかもしれませんね(^_^;)

ジャックフルーツの栽培

幹や太い枝に連なってぶら下がる果実は長さ70cm、幅40cm、重さ40-50kgに達することもあり、世界最大の果実といわれる。その形は、歪んだ球形や楕円形が多いが、ときに円柱形となり、長さにも差がある。果実の表面には数mmのいぼ状の突起があり、熟すと全体に黄色になり、強烈な甘い匂いを放つ。果実はクワ科の特徴である集合果で、花序を形成する組織の多くが合着して果実となる。繊維状にほぐれる淡黄色から黄色の果肉や仮種皮を食用にする。種子は2cmほどのやや長円形で、これも食用になる。パラミツは実生から3年で果実をつけることもあるほど生長が早い。

引用元: https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%84#%E5%90%8D%E7%A7%B0

ジャックフルーツは湿り気のない水はけのよい土でよく育ちます。
通常種は3-8週間で発芽します。
葉が4枚出てきたら植え替えしましょう。
成熟すると、年間約100〜200個の果実を生産するようになります。

下の写真のように、果実は通常2つくっついてできます。
少し果実が大きくなってきたら、虫に食われている方もしくは小さい方を取り除くことで摘果します。

剪定や摘果をすると幹や枝から白い樹液が出てきます。
この樹液がゴムのように粘っこくて水で洗おうとしてもなかなか落ちません。

下の写真は収穫の様子。鉈で実を落とします。

実が熟しているかどうかの見分け方としては、外皮の小さいブツブツがまだら模様になってきたり、薄くなってきたら熟している証拠です。

ジャックフルーツの味

ジャックフルーツは適度に甘いです。
フルーツにしては歯応えもなかなかあります。
リンゴのようなシャクシャク、というよりかはモギュモギュという感じw
同じような食感のフルーツってなかなか思いつかないんですが、どちらかというと肉に近い食感だと思います。

ジャックフルーツの栄養

ジャックフルーツはビタミン・ミネラルが豊富(๑˃̵ᴗ˂̵)
脂肪分も100gあたり0.6gと低め。
#ちなみにドリアンは脂肪分5gです。
目に優しいビタミンA、美肌効果のあるビタミンCも豊富です。

また、ジャックフルーツにはサポニンイソフラボンリグナンなどのファイトケミカル(植物に含まれる天然の化合物)を持ち、抗ガン作用および抗酸化作用があります。

熱帯植物の持つファイトケミカルについては以下の記事でも紹介しています。

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ジャックフルーツの美味しい食べ方

未熟なジャックフルーツは生で食べるよりも調理されることが多いです。
種も実は茹でて食べることができます。栗みたいな味でたんぱく質が豊富とのこと。

前述したように、私はジャックフルーツがあまり好きではありませんが、以前、友人の家で冷蔵庫に入れて冷やされたジャックフルーツは結構食べられました。冷えていた方が美味しいのかもしれません。
今回はインドネシアの友人がオススメするジャックフルーツの美味しい食べ方を紹介します。

Bubur nangka(ビュビュール・ナンカ)

Buburとはマレー語・インドネシア語でお粥(英語でPorridge)のこと。
緑豆にジャックフルーツが入ったお粥。
ジャックフルーツがお粥にほどよい歯応えを加えています(๑˃̵ᴗ˂̵)

Ice nangka/Cendol nangka(アイス / チェンドル)

マレーシアおなじみのアイスとチェンドル。
日本でいうあんみつみたいなものですね。
アイスはシンプルにかき氷とシロップ。
チェンドルはかき氷に緑色の細長い米粉のジェリーにグラメラカという黒糖で甘く味付けされたスイーツ。
これによくドリアンなどのフルーツがトッピングされるのですが、ジャックフルーツのトッピングも美味だそうです(^ ^)

まとめ

ジャックフルーツは抗酸化作用もあり、比較的年中食べられる身近なフルーツです。
今までジャックフルーツを積極的に食べようとしてこなかったんですけど、次はチェンドルやお粥を試してみてジャックフルーツの魅力を探してみようと思います(゚∀゚)

参考
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Jackfruit
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%84#%E5%90%8D%E7%A7%B0
https://www.crfg.org/pubs/ff/jackfruit.html
https://www.gardeningknowhow.com/edible/fruits/jackfruit-trees/growing-jackfruit-trees.htm
http://inspireloveandhealth.com/jackfruit/

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