ジンセン(Ginseng)とは?朝鮮人参との違いと栄養価について

ご無沙汰の更新です。
つい先日までNatural Tropical Farmにまたまた滞在していたのですが、
Natural Tropial Farmでのミッションの1つとして、ジンセン(Ginseng)の増植を行っていました。
実はこのジンセン増植は2016年12月にも行っています。
当時はGinseng = 朝鮮人参もしくは高麗人参と思っていて、
自分たちが植えて育てているのは 朝鮮人参かぁああ!
それならうまく長く育てれば根っこもいい感じに売れるんじゃん?とか考えていたのですが、
よく調べてみたら

朝鮮人参ではありませんでした…orz

そもそも朝鮮人参とか高麗人参と言われているものは、
通販で売られている健康食品だとか、
レッドブルみたいに滋養強壮剤としても使われているとか、
サプリメントとして栄養だけ抽出されて高く売られている、
という健康的なイメージがあると思います。
けれど現在の私たち日本人の生活にとって不可欠というほど身近な存在ではないと思うんですね。
もちろん、ジンセンがとても身近でよく消費するという民族もあるとは思いますが。

ジンセンは栄養豊富、ということくらいしか知らず、何のために育て、何故Natural Tropical FarmのHappy Chickensに食べさせているのかをしっかり知っておく必要があると思い、徹底的にジンセンを調べてみました。

当記事では一般的に認知されているジンセンの基礎知識と、Natural Tropical Farmで栽培されているジンセンについて、言及していきます。

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一般的に言われているジンセン(Ginseng)とは何か?

まずGinseng 日本語でググッて出てくる言葉はチョウセンニンジン

そして朝鮮人参でググッて出てくるのがオタネニンジンというWikipediaの以下のページ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%BF%E3%83%8D%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3

オタネニンジン(御種人蔘) は、ウコギ科の多年草。原産地は中国の遼東から朝鮮半島にかけての地域といわれ、 中国東北部やロシア沿海州にかけて自生する。
薬用または食用に用いられ、チョウセンニンジン(朝鮮人蔘)、コウライニンジン(高麗人蔘)、また単に人蔘とも呼ばれる。
一方、野菜のニンジンはセリ科であり、本種の近類種ではなく全く別の種である。

つまり、ジンセンは日本語ではオタネニンジン、朝鮮人参、高麗人参、人蔘とも呼ばれているということですね。

ジンセンはウコギ科で、日本語でいわれているあの赤オレンジのニンジンはセリ科

ジンセンの種類については英語Wikiの方が詳しく書いてあります。
https://en.wikipedia.org/wiki/Ginseng

Ginseng is any one of the 11 species of slow-growing perennial plants with fleshy roots, belonging to the genus Panax of the family Araliaceae.

ジンセンは11種類のゆっくりと成長するトチバニンジン属ウコギ科多年生植物。

どうやらジンセンはある特定の種を指すのではなく、分類上での属名のようです。
属名だと日本語ではトチバニンジン属に相当します。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%81%E3%83%90%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3%E5%B1%9E
オタネニンジンというのはそのトチバニンジン属の中の1種ということですね。

しかしながらトチバニンジン属以外でも、健康効果のあるウコギ属のシベリアンジンセンなどの種もジンセンと呼ばれるようです。

うん、とてもややこしくなってきたよ…(^_^;)

まずはトチバニンジン属のメジャーどころのジンセン2つとその健康効果を紹介します。
以下、こちらの記事を参照しています。
http://blog.healthkismet.com/ginseng-health-benefits-different-types
http://www.nootropicsinfo.com/ginseng/different-species-of-ginseng-whats-the-difference/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AF%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%BE%E3%82%A6%E3%82%B3%E3%82%AE
http://ayur-indo.com/ayur/ashwagandha.html
http://www.rain-tree.com/suma.htm
https://tateyo.jp/%E3%83%91%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%A2/

トチバニンジン属のジンセンでメジャーどころ2種類とその健康効果

オタネニンジン / Red Ginseng – Panax Ginseng

トチバニンジン属。これがいわゆる朝鮮人参、高麗人参といわれているもの。
固有種。ガン細胞のいくつかの形態も含め、様々な環境下で細胞を目覚めさせるとされる、良き代謝の調整作用がある。

主要な薬用部位は根で有用成分はジンセノサイドとよばれるサポニン群で、糖尿病、動脈硬化、滋養強壮に効能があり、古くから服用されてきた。血圧を高める効能があるため、高血圧の人は控えるべきだと言われてきた。しかし、血圧の高い人が飲むと下がるという報告もあり、実際は体に合わせて調整作用があるともいわれている。また、自律神経の乱れを整える作用もある。炎症がある時(風邪などの感染症の発熱時、体にせつ(おでき)、ようなどの大きな腫れものある時など)は避けること。

アメリカニンジン / American Ginseng – Panax Quinquefolius

トチバニンジン属。
疲労回復、精力改善の可能性、そして一般的な細胞の健康を改善します。

トチバニンジン属の植物は、数十種類のジンセノサイドと呼ばれるサポニンを含有し、これらが重要な有効成分であるとされているが、不明な点も多い。

どうやらサポニンという物質に天然の滋養強壮効果があるようです。

そして次にトチバニンジン属以外のジンセンとその健康効果について。

トチバニンジン属以外のジンセン3種類とその健康効果

アシュワガンダ / Indian Ginseng – Withania Somnifera

ウィザニア属ナス科の常緑低木。インドでは古くからアーユルヴェーダにて利用されている。
インドの朝鮮人参と言われている。
様々な種類の神経保護作用があり、脳機能改善作用、強い抗酸化作用や抗炎症作用、抗ガン作用、老化防止作用など多くの効果・効能があるとされている。
サポニンが含まれているので、若さを保ち、長寿をもたらす 。

また出てきました、サポニン。
どうやらこれもキーワードになりそうです。

エゾウコギ(シベリアンジンセン) / Siberian Ginseng – Eleutherococcus Senticosus

ウコギ属。シベリア人参とも呼ばれるが、トチバニンジン属の植物ではなく、代表的な薬用「人参」であるオタネニンジンとの類縁関係は薄く、有効成分も異なる。
しかし、数種類のエレウテロシドと呼ばれるサポニンを含有し、オタネニンジンが含有するジンセノサイドとの類似性が指摘されている

メタボ対処効果に優れており、反射神経、持久力、集中力を高め運動能力を向上させる作用があるとされる。 抗ストレス作用およびうつ病にも効果があるとされている。

ブラジリアン・スマ(パフィア) / Brazilian Ginseng – Pfaffia Paniculata

アマランサス科ファフィア属
ホルモンバランスを整え、抗ストレス作用、抗ガン作用、体内のガン発生を促進するフリーラジカルを除去するとされている。
これにもサポニンが含まれているようです。

小まとめ。結局ジンセンとは?

トチバニンジン属以外のジンセンはアメリカンニンジンやオタネニンジンとは少しかけ離れた種類です。しかしアメリカンニンジンやオタネニンジンが持つ有効成分と似た効果を持つ成分が含まれていることがわかりました。

まとめると、ジンセンと呼ばれている植物にほとんど共通している健康効果はざっくり以下の通りです。

  • 精神安定効果
  • 性的機能の改善効果
  • 代謝機能の改善効果
  • 記憶力・認知機能の改善効果
  • 細胞の健康改善効果(抗炎症、フリーラジカル、抗ガン作用)

そしてどのジンセンにも共通して存在するとされている成分がサポニンで、
アダプトゲンである
とされています。

アダプトゲン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%97%E3%83%88%E3%82%B2%E3%83%B3

Natsural Tropical Farmで栽培されているジンセンはブロードリーフジンセン(Broad Leaf Ginseng)のこと

結論から言います。
Natural Tropical Farmで栽培されているジンセンはブロードリーフジンセン(Broad Leaf Ginseng)です。

結果、上で紹介したジンセンどれにも当てはまりませんでした/(^o^)\

Broad Lead Ginseng ブロードリーフジンセン
別名
タリナム・フルティコスム
タリナム・トライアングラー
アマゾンウォーターリーフ
フィリピンスピニッジ

などなど名前いっぱい(^_^;)

ブロードリーフジンセンの栽培基礎知識

Broad Leaf Ginseng(ブロードリーフジンセン/タリナム・フルティコスム)は多年草であり、原産は熱帯アメリカ。
1000年以上伝統的に栽培されている多年草です。約3〜5年ほど成長し、25cm〜120cmくらいの高さになります。
花は小さくピンク色です。部分的に日陰と水分を好む、熱帯植物です。

挿し木と同じ要領で簡単に数を増やすことができます。
太めの茎を10〜20cmほどの長さに切り、深さ3〜5cm程度で土に植えてあげるとぐんぐん成長します。

ちなみに和名を調べてみると、ハゼランという名前が該当します。
同種または近種とされているらしいです。
確かにネットで上がっているハゼランの写真を見ると、葉の形状なんかはほとんど同じだという印象を受けましたが、なんとなく花の蕾の形はNatural Tropical Farmで見ているものと違うような気がしました。
きっと、どちらかもしくは両方ともその栽培地で独自に発展して少し形が異なるだけなのかもしれませんね。

植物の分類という観点で見てみると
ハゼランもブロードリーフジンセン(タリナム・フルティコスム)もナデシコ目というのは同じです。

しかし
ハゼランはスベリヒユ科
ブロードリーフジンセンはタルニア科

本当に同じものなのだろうか…?

ブロードリーフジンセンに含まれる栄養素

The crunchy, tangy, nutritious leaves are high in protein and rich in Vitamins A and C as well as iron and calcium. The leaves can be eaten raw in salads or lightly cooked as a green vegetable in stir-fries. It is high in oxalic acid, so consumption should be avoided or limited by those suffering from kidney disorders, gout and rheumatoid arthritis. New research suggests it protects the liver and reduces cholesterol.

カリカリしていて香りの強い栄養豊富な葉はたんぱく質やビタミンAやC、鉄分、カルシウムが豊富に含まれています。
葉は生のサラダや炒めても食べられます。
シュウ酸も多いため、腎臓結石、痛風または関節リウマチを患っている人は食べないほうがいいでしょう。
最近の研究では肝臓を保護し、コレステロールを減らす効果があることを示しています。

どうやらタンパク質が豊富で、最近流行り(?)のオメガ3脂肪酸も含まれているようです。

おおっ、これは卵のオメガ3含有量にも影響してくるのではないか…!?

Waterleaf is a mucilaginous vegetable with high oxalate content and
is rich in saponins. Cooking or blanching removes nearly most of the
soluble oxalate. Furthermore, the leaves serve as sauce, condiment,
spice, softening of soups and for flavouring in foods].
Talinum triangulare leaves have been implicated medically in the
management of cardiovascular diseases like stroke and obesity.
According to traditional medicine the leaves of waterleaf are used to
treat polyuria], internal heat, measles , gastrointestinal
disorders ], hepatic ailments and cancer . In India, diabetics
and invalids use the leaves of T. triangulare

おぉ!ブロードリーフジンセンにもサポニンが含まれているって!

ブロードリーフジンセンの全ての部分は食べることができ、抗炎症作用、抗菌、抗細菌作用があります。
内服薬としても、外服薬としても使用可能です。外服の場合、葉を潰し、腫れた部分や熱を持った箇所に当てます。
内服の場合、貧血、胃腸障害、糖尿病、下痢、消化性潰瘍、様々な炎症、麻疹、高血圧、そしてガンに対しても有効です。

※参照元
https://en.wikipedia.org/wiki/Talinum_fruticosum
http://www.weblio.jp/content/Talinum+fruticosum
http://www.paddleasia.com/wild_edible_plants.htm
http://goldcoastpermaculture.org.au/plant-of-the-month-amazon-water-leaf/

ブロードリーフジンセンの日本への持ち込み可否

防疫所のDBによると、通常の検査で持ち込み可能と出ましたー!\(^o^)/
持って帰ろうかなw
しかし防疫所DBだと和名がハゼラン、科名はスベリヒユ科、学名がTalinum crassifoliumとなっていて、この学名のTalinum crassifoliumはブロードリーフジンセン(タリナム・フルティコスム)の別名とされているんですよね。

つまりハゼランとブロードリーフジンセンは同じとされている。科名は違うけど…
もやもやは残るね(^_^;)

まとめ

Natural Tropical Farmで栽培しているジンセンは正式名タリナム・フルティコスム(ブロードリーフジンセン)であり、
高麗人参や朝鮮人参、アメリカニンジンなどとは異なるが、
サポニンが同じように含まれていて、ビタミン、ミネラル以外にもタンパク質やオメガ3脂肪酸など、栄養が豊富である。

ということです!

そして、ブロードリーフジンセンを食べたHappy Chickensが産んだHappy Eggsにもその栄養素が凝縮して、Happy Eggsを食べる私の体内にも取り込まれていくんですね。

ここまで長文を読んでいただきありがとうございましたヽ(=´▽`=)ノ

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