なぜ今このタイミングでClubhouseが流行りだしたのかを考察してみた
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なぜ今このタイミングでClubhouseが流行りだしたのかを考察してみた

こんにちは!
最近奥歯が痛くて歯医者に行きたくないけど行かなきゃと悶え
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルしてます、Chihiroです。

いやぁ、歯医者っていくつになっても嫌ですね(;・∀・)
子どもの頃よりもむしろ大人になってから歯医者が嫌いになった気がしますw
そんなに大きくない虫歯を除去するために健康な部分まで削られ
心が廃れましたw

まぁそんな話は置いといて。
今週はマレーシアでMCO(移動制限令)延長が決定されましたね。
もはや皆、やっぱりな、という感覚でしょう(;・∀・)

知らない方のために現在のマレーシアのMCOをざっくり説明しますと、
日本の緊急事態宣言に罰則規定がついたようなもので、
ルールとして基本的に自宅から10km以上の移動が禁止されています。
警官が道の要所要所で検問を行っているので、見つかると賄賂罰金を取られます。

私個人的にはこの時期は確定申告に追われるので
その準備に専念できるという点では良いのですが、
思った以上に今年はその準備に時間がかかり、終わらないというw

この忙しい中で気分転換にと思い、今回は少しいつもと違うネタで記事を書きます。
今回の内容は確定申告作業の合間に開くツイッターで頻繁に目にする、
昨今話題のClubhouse

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Contents

Clubhouseとは

最初は一体どこぞの起業家の別荘で起こった
クラスター感染の話かと思いましたがw
よく読んでみると新しいSNSとな。

招待制で、
本名で登録して、
会話ルームで他の人とおしゃべりできる。
意識高い系の人の集まりの会話を聞くこともできる。

これFacebookとコンセプトほぼ一緒やんw
しかも一度アカウント登録して連絡先にアクセス許可をすると
招待する連絡先が一覧で表示されるという。
なんというか・・・

ここまであからさまに連絡先情報をかっさらっていく
SNSもなかったんじゃないでしょうか(;・∀・)
第一印象から胡散臭さMAXですw

私はDurian Hunterなるブログでドリアン記事などを書いてはいますが、
ITインフラエンジニア&セキュリティ経験、そして投資家という側面もあるので、
それらを合わせた観点でこのClubhouseが流行りだしたきっかけを考察してみました。

なぜ最近になって新しいSNSが流行りだしたのか

しかしなぜ今のタイミングでこんな新しいSNSが流行りだしたのか。
Stay Homeな昨今、いろんな人と会話ができるのはもちろんいい機会ですが、
その理由は後付けにすぎません。

結論から言いますと、おそらくClubhouseが流行りだした本当の理由は、
Facebook潰しです。
※あくまで個人の意見です。

アップルがiPhoneやiPadで個人情報を取れなくしたために、Facebookが
ターゲット広告を打てなくなり、大きな減収になると反発しています。

ソース元:
https://edition.cnn.com/2020/12/16/tech/facebook-apple-ios-privacy-rules/index.html

なぜフェイスブックが潰されそうとしているかについては後ほど言及しますが、
アップルがiPhoneやiPadで個人情報を取れなくした、ということから、
Clubhouseが現時点(2021年2月6日)でiPhoneのみにしか対応していないのも納得できます。
Facebookに取って代わるSNSとして仕立てられたのではないかと推測しています。

さらに最近になって流行りだしたSNSはClubhouseだけではありません。
この前マレーシアの友人から聞いた話ではどうやら昨今ローカルの間で
TelegramSignalといったメッセンジャーアプリが流行っているのだそう。

いやいや今年になってこんなに新しいSNSが流行るとかいつぶりwと思い、
Google Trendsで流行度合いをチェックしてみました。

Googleトレンドから見たClubhouseの動向

これがClubhouseのトレンド↓

1月末をピークにドイツ、チェコ、日本、オーストリア、スイスで話題となっています。

TelegramのGoogleトレンド

こちらがtelegramのトレンド↓

1月中旬をピークにウズベキスタン、エチオピア、キューバ、
カンボジア、マレーシアで話題となっています。

けど、なんとなく話題になっているのって結構独特な国が多い気がしません?
telegramをググったら速攻で答えが出ましたw

Telegram(テレグラム)は、ロシア人技術者が2013年に開発し、現在はTelegram Messenger LLPが運営しているインスタントメッセージシステムである。スマートフォンのモバイルアプリケーションとして無料で利用できる。メッセージは暗号化されることでプライバシーを担保し、一定の時間が経つと消える機能もあるため秘匿性が高い。全てのファイルフォーマットを送受信できる。また、APIが公開されているため、ユーザーが非公式クライアントを作成することが可能である。クライアント側はオープンソースで、サーバ側はプロプライエタリ・ソフトウェアである。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/Telegram

ロシア発のアプリ!!
どおりで(元)共産主義国で流行っているわけですね(・∀・)
ん?けどマレーシアって共産主義じゃなかったような・・・?あれ?
住んでいるとどっちだったか忘れますw←3割くらい冗談ですw
しかしマレーシアにもかつてコミュニスト勢力が存在していたので
そうした意味ではもっともです。

SignalのGoogleトレンド

話を戻してこちらがsignalのトレンド↓

こちらも1月中旬をピークに南アフリカ、スリランカ、
イギリス、カナダ、アメリカで話題となっています。

こちらも大きく話題となっている国に特徴がありますねw
そう、ほぼイギリスのかつての植民地など、影響を及ぼした国々です。

SignalについてもWiki先生に尋ねてみました↓

Signal(シグナル)は、Signal Foundationが開発しているオープンソースのメッセンジャーソフトウェアである。すべての通信内容がエンドツーエンドで暗号化されるため非常に高いセキュリティレベルが確保される。対応OSは、Android、iOS、Windows、macOS、Linux。主な機能は、テキストチャット、ファイル添付、音声通話、ビデオ通話など。2020年3月時点で、SignalのAndroid版は1000万回以上ダウンロードされている。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/Signal_(%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2)

シグナルファウンデーションはアメリカの非営利団体で、創設者の1人、ブライアン・アクトンはWhatsAppの創業者でもあります。
ブライアン・アクトンは2017年にWhatsappを離れ、シグナルファウンデーションを創設しています。

TelegramとSignalのトレンド比較

パッと見でもわかりますが、念のためTelegramとSignalのトレンドを比較した結果がこちら↓

流行りだした時期がもろ被ってます(;・∀・)
WhatsAppのプライバシーポリシー変更が原因とされているのでしょうが、
2月8日に変更予定であったWhatsAppのプライバシーポリシー変更は
5月へ延期となることが決定されています。
それにしてもTelegramとSignal、仲良しかっw( ̄▽ ̄;)

ちなみにWhatsAppも現在はフェイスブック傘下なので、
フェイスブック潰しの一旦であるようにも思えてなりません。

新しいSNSに登録する前に自分に関わる何を情報提供するかを考える

TelegramもSignalもいくらセキュリティがWhatsappより優れていると言えど、
無料のサービスなわけで、無料で使える代わりに自分たちが
何を提供しているのかを、ユーザは考える必要があります。

なぜこうした無料サービスが無料で使えるのか。
一体誰が本当の客なのか。
一体誰が儲けるために始まったのか。
このあたりの考え方はあらゆることに応用が効きます。
以前、私が通っているマレーシアの教習所の教官が
わかりやすくこのあたりの考え方を教えてくれた逸話がこちらですw

【講習1日目】マレーシアで自動車免許取得のため教習所に通い始めたよ
【講習1日目】マレーシアで自動車免許取得のため教習所に通い始めたよ
こんにちは! 今朝、爪切りのテコが折れ、仕事が終わるまで 凶器のような自分の爪に冷や汗止まりませんでした、 Chihiroです((;O...

断言しますが、無料で使えるサービスにおいては
高セキュリティ、情報保護といった文言はタテマエです。
それを覚悟して利用する必要があります。
本来、情報はタダではありません。
情報は守るのにもお金や労力が必要です。

Clubhouse(以下、クラハ)は特に、連絡先へのアクセス許可をしてしまうと、
連絡先に登録されている、自分と関係する人の
個人情報(番号)が渡されてしまいます。
そして「あなたがアクセス許可したんだからね」といわんばかりに
連絡先に登録している人には何人クラハ上に知り合いがいる、
ということが表示されます。

一体どこの誰がクラハにお金を払い、
クラハは何をサービスとして提供しているのか。

百歩譲ってそれが本当に高セキュリティで情報が保護されていたとしても、
パスワード流出やハッキングされる可能性がないわけではありません。
もしかしたらそれ以前の問題かもしれません。

想像したら怖いかもしれませんが、
これは事実として受け止める必要があります。
しかし、周りの人がこうしたSNSを使い始めたらいつか近いうちに
自分も使い始めないといけないと思うタイミングがやってきます。
そう、それは私たちがガラケーからiPhoneに移行した時のようにw

その時がやってきたら後発組として始めるのもアリですし、
やってみたいなら流行に乗って今のうちから始めとくのもアリです。
遅かれ早かれという感じなので、どちらでも良いとは思いですが
まだ始めてないの?みたいな煽りに乗っかる必要は100%ありません。
単なるマーケティングですし、それ以上でも以下でもありません。

ある程度の個人情報が渡されてしまうのは
覚悟の上で、漏らされたくない情報は出さないようにする、
セキュリティ対策をするといった心構えは必要です。


Photo by Dimitri Karastelev on Unsplash

まとめ

話を少し戻しますが、フェイスブックがこれほどまでに追い詰められているのは、
過去にこれまでトランプ前大統領に協力してきたために、民主党政権になって
目の敵にされているためという説があります。
このままフェイスブックは解体されてしまうのでしょうか。

個人的にはフェイスブック結構好きなんですけどね(´・ω・)
世界に散らばっている友人知人と交流できる手段はやはりフェイスブックなので。
最近は若者のユーザが減っておじさんのぼやき場と化していると
仰っていた方がいましたが、的を得ていますね(;・∀・)

今後のIT業界動向、特にGAFAMには注目です。
さて、ぼやき切ったところで確定申告に戻ります(´Д⊂ヽ

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