Yandexで独自ドメインのメールを無料作成、送受信設定する方法
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Yandexで独自ドメインのメールを無料作成、送受信設定する方法

当記事は2019年に投稿されたものであり、2023年9月6日時点では、Yandex mail hostingはYandex 360に統合されているため、有料プランでないと使用できません。また、設定方法も過去の手順ですので最新の手順は公式ページを参照ください。

こんにちは!Chihiroです(*・ω・)ノ

今回は独自ドメインのメールアドレスを無料で作成し送受信設定する方法を解説します。

独自ドメインを取得しても、XXX@[独自ドメイン]のメールアドレスを作成する場合、有料サービスがほとんどです。
しかし、無料で独自ドメインのメールアドレスを作れるメールホスティングというサービスがいくつか存在します。

有名なのが、Zohoメールやinbox.comといったメールホスティングサービスですが、容量制限が5GBという肩身の狭い仕様…

しかし!
なんと無料かつ容量無制限で使えるメールホスティングサービスが存在したのです!

その名もYandex
ロシアのメールホスティングサービスです。

日本のメールホスティングの大半が有料、
Googleすらも独自ドメインのメールホスティングはG Suiteに含めて有料化して打つ手なしと思われましたが、、、
この有料化の流れに流されないサービスがあるとは….
さすがロシア!と思わざるを得ません(´∀`)
YandexはアメリカのGoogleのようなロシア最大級のインターネットプロバイダーです。

ということで今回はYandexで独自ドメインメールを作成・設定する方法を解説します。

当記事は2019年に投稿されたものであり、2023年9月6日時点では、Yandex mail hostingはYandex 360に統合されているため、有料プランでないと使用できません。また、設定方法も過去の手順ですので最新の手順は公式ページを参照ください。

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Contents

Yandex Passportに登録する

まず、以下のページからYandex Passportに登録してアカウント発行します。

https://passport.yandex.com/registration?from=mail&origin=hostroot_homer_auth_L_com&retpath=https%3A%2F%2Fmail.yandex.com%2F

First name: 名
Surname: 姓
Enter a login: ログインID
Enter a password: パスワード
Confirm password: パスワード再入力
Mobile phone number: 電話番号入力(認証用)
日本国内からなら+81[先頭の0を除いた市外局番から入力]
Enter the code from the SMS: 受信したSMSのコードを入力
※SMS送信後30秒以内に認証コード入力する必要があります。


[Register]

このYandex Passportに登録すると、Yandexのメールなど他のサービスも使えるようになります。
登録時のメールアドレスはGmailなど既存のものを使用しましょう。

Yandex Mailに独自ドメインを登録する

アカウント登録が完了したら、以下のページから独自ドメインを登録します。

https://connect.yandex.com/pdd/

独自ドメインはドメイン登録業者から購入可能です(*・ω・)ノ
私はムームードメインで独自ドメインを購入しています。


独自ドメイン認証をする

Yandex mailに独自ドメインの登録したら、
次にドメイン認証に移ります。
「Domain is not confirmed」という画面が出てくるので、
以下のいずれかの方法でドメイン認証を行います。

  • サイトメインページのヘッダーに指定のメタタグを貼り付ける
  • 指定のHTMLファイルをサイト上に置く
  • 指定のDNSレコードを設定する
  • WHOIS情報を確認する

WordPressサイトには変更を加えたくなかったので、
3つ目のDNSレコードを設定を選択しました。
指定されたテキストをDNSのTXTレコードに入力します。

私はムームードメインのDNSを使用しているので、
ムームードメインからログインし、
[ドメイン管理]-[ドメイン操作]-[ムームーDNS]の
指定のドメインにて[変更]を選択。

カスタム設定にて下記を入力します。
サブドメイン: 空欄
種別: TXT
内容: yandex-verification…..(Yandex Connectで指定された文字列)
優先度: 空欄

設定が反映されると認証完了です。
DNSの変更が反映されるまで数時間〜1日かかることがあります。
反映されると、Yandex Connect で登録したドメインが「Domain confirmed」として表示されます。

メールサーバ情報(MXレコード、DKIM署名等)をDNSに設定する

ドメイン認証が完了したら、メールサーバのDNS設定に入っていきます。
具体的には、DNSに以下の3種類の設定を入力するだけです。

  • MXレコード
    独自ドメインのメールサーバを指定する
  • SPFレコード
    自分のドメインからのメールがスパムと認識されるリスクを減らすための設定
  • TXTレコード
    確実に想定している送信者からメールが来たということをメール受信者が確認できるようにするDKIM署名を記述する

CNAMEレコードは別名を定義するレコードです。

上記4つの設定値はYandex Connectの [Pricing plans and services] – [Email]で確認できます。

DNS設定値一覧
サブドメイン 種別 内容 優先度
なし(必要であれば”@“) MX mx.yandex.net 10
なし(必要であれば”@“) TXT v=spf1 redirect=_spf.yandex.net なし
mail._domainkey TXT v=DKIM1; K=rsa; t=s; p=…[指定値]. なし
mail CNAME domain.mail.yandex.net なし

DNSへの反映を待ちます。

<参考>
https://yandex.com/support/domain/set-mail/mx.html

新規従業員作成でメールアドレスを作成する

DNSの設定が反映されるか確認するために、
早速メールアドレスを作成します。
Yandex Connectから[Organization structure]-[+Add]を選択し、新規従業員画面(New employee)で作成したいメールアドレスを登録します。
※ページが英訳されていない場合、「Organization structure」は「Все сотрудники」と表示されます。

Last name: 姓
Name: 名
Login: 作成したいメールアドレスの文字列@自分のドメイン
Password: パスワード
One more time: パスワード再度入力


[Add]

次にYandex Mailにアクセスし、
作成したメールアドレスで自分のメールボックスにログインします。
https://mail.yandex.com/

DNS設定が反映されると、作成したメールアドレスから送受信が可能になります。
以上で設定完了です。

まとめ

独自ドメインメールアドレスはDNS設定ができれば簡単に作れてしまいます。
有料サービスに走る前にぜひ活用してみてください(*・ω・)ノ

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