ドリアンの授粉は絶滅危惧にあるヒメオオコウモリが行なっていた!

一昨日見つけて気になったこの記事

Durian industry could suffer without the endangered fruit bat
https://phys.org/news/2017-10-durian-industry-endangered-fruit.html

英語の記事なので簡単に日本語に訳しつつ、
思ったことを書いていきます。

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ヒメオオコウモリがドリアンの花の受粉をしていた

絶滅の危機に脅かされているisland flying foxesとして知られるフルーツコウモリがドリアンの受粉において重要な役割を果たしていることがわかった。
Island flying fox(アイランドフライングフォックス、日本語名:ヒメオオコウモリ) (Pteropus hypomelanus) がドリアンの受粉をしているところをカメラがとらえた。

その地域で絶滅の危機にあるアイランドフライングフォックスがドリアンの生産量を高めているという研究結果が公表された。
以前はもっと小さい、蜜を吸うコウモリがドリアンのポリネータとして知られていたが、フライングフォックスは大きすぎて受粉するどころか花を破壊してしまう生き物として考えられていた。

コウモリがドリアンの受粉をしていたんだね!
(↑全然知らなかった( ̄▽ ̄;))
確かにドリアンの花は夕方から夜にかけて咲くし、ドリアンの木ってかなり高いからハチが授粉するにはちょっと大変だから鳥がポリネートしてるのかなと思ってたけど、コウモリだったのね( ̄▽ ̄;)

ちなみにWiki氏によるとコウモリの体長は大体5,6cm。
ヒメオオコウモリの体長は調べても出てこないけどオオコウモリの体長は少なくとも17cm程度はあるみたいだから確かに普通のコウモリよりは大きそう。

絶滅の危機にあるオオコウモリ

Pteropus類の果実食のオオコウモリは狩猟や森林解体によって絶滅の危機に脅かされている。彼らはしばしば売りに出され、食べられる。そのエキゾチックな肉を食べると喘息が治る、呼吸器系の問題が改善するなどといった科学的には証明されていない言い伝えがあるのだ。

彼らは果実栽培においてもダメージを与え、経済的なロスをもたらすと批判され、農業的にも害のある生き物として迫害され、殺されてきた。結果的にこうした要因から、世界的にもひどく個体数が減少しているのだ。

これらのコウモリは種の発散や受粉において重要な役割を果たしていると研究結果が示している。これらの悪影響が熱帯のエコシステムに悪影響を与え得るだろう。

ヒメオオコウモリも人間たちが見えない夜空の下、ドリアンの高い木の花のところでせっせと授粉していたのですね。
目に見えることがすべて真実とは限らないことを思い知らされます。
果実自体をも食べてしまうコウモリなんだろうけど経済的なロスをもたらすっていうのは人間の見方であって、ドリアンからしてみれば種をいい感じに遠くに運んで子孫繁栄を手伝ってくれる生き物なんだろうね。

熱帯果樹の授粉に活躍するコウモリ

調べてみたらこんな記事も発見しました。
http://www.bats.org.uk/pages/why_bats_matter.html

夜に咲き、薄暗い色の花を咲かせる植物はよくコウモリによって受粉が行われる。日中に咲く花は明るい色でハチによって受粉されるのとは対照的だ。
こうした夜に咲く花は大きく、ベルのような形をしたものが多い。Tubelipped nectar batはバナナの花の受粉をするために花の奥にある蜜にに届くよう、舌が発達して、体長の1.5倍の長さがある。

コウモリは害虫とみなす人がいる一方で、いくつかのコウモリは実際には毎晩何千もの虫を食べる害虫制御隊としての役割を担っている。
コウモリは人間に噛み付いたり血を吸ったりはしないが、血を吸う蚊を退治して空気をクリアにしてくれるのだ。

どうやらコウモリはドリアンだけじゃなくてバナナやマンゴー、いちじくにおいてもポリネーターとしての役割を担っているらしい。

コウモリすごいやつじゃないか!鳴き声は不気味だけども。

バナナの花の授粉をするために舌が長く発達したtubelipped nectar batの動画が圧巻でした。
舌が超リアル!

まとめ

熱帯果樹はまだまだ知られていないことがいっぱいあって興味深いですね。
そいえば東南アジアだとインドネシア、タイ、ベトナムなどでコウモリを食べることがあるみたいですが
おいしいのかな?( ̄▽ ̄;)

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