スズメナス(ターキーベリー)で視力改善!?味・栽培・栄養効果・食べ方紹介
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スズメナス(ターキーベリー)で視力改善!?味・栽培・栄養効果・食べ方紹介

こんにちは!Chihiroです(`・ω・´)ゞ

下の写真の植物、何だと思いますか?

豆?

残念ながら豆ではありません。

これは、ターキーベリーという
ナス科の熱帯植物なんです。
つい最近チョウキット(Chow Kit)の生鮮市場で見かけました。
チョウキットの生鮮市場ってどこ?という方はこちらの記事をどうぞ(๑˃̵ᴗ˂̵)

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普通のスーパーではあまり見かけませんが、
意外と東南アジアではポピュラーな植物なんですよ!
今回はこのターキーベリーの栽培、
栄養価、味、食べ方について紹介します(๑˃̵ᴗ˂̵)

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Contents

ターキーベリーとは

日本語名はスズメナス,西播茄子(せいばんなすび)。
学名、Solanum torvum
英語でTurkey berry(ターキーベリー)
別名、Prickly nightshade, Shoo shoo bush, Wild eggplant, Pea eggplant, Pea aubergineとも呼ばれます。
マレー語・インドネシア語でCepoka(チェポカ), Takokak(タコカッ)。
タイ語でマクワ・プアン
ナス科の熱帯植物です。

ソラナム・トルバム(ターキーベリー)は、ナスの根茎として園芸的に使用されている、低木で直立した、そして棘のある多年生植物です。移植された植物は非常に強く、根系に影響を及ぼす病気に耐えられるので、作物は2年ほど生きます。

引用元: https://en.m.wikipedia.org/wiki/Solanum_torvum

ターキーベリーの果実は緑色のエンドウ豆のように見える、
小さな緑色の球(直径約1cm)が群らがって成長します。

ターキーベリーの栽培

ターキーベリーの原産地は中南米。
熱帯アフリカやアジア、オーストラリア、ハワイ、グアムなどの
太平洋地域にもたらされ、自生しています。
近年は沖縄でも栽培されているようですよ(`・ω・´)ゞ

植物は1年で約75cm-1.5mの高さにまで成長します。
湿気と暑さを好む熱帯植物で、わりとどんな土でも成長します。
実は小さく、約10週間で収穫できます。

熟してしまえば、数トンの果実を実らせることも。
ツヤがあり、押した時に少し柔らかいくらいが
食べ頃です。茶色くなる前に収穫しましょう(`・ω・´)ゞ

このターキーベリー、
実は生命力がめちゃくちゃ強い
マレーシアのパートナーの農場でも栽培していますが、
意図的に育て始めたものではなく、
野生のターキーベリーが勝手に住み着いて育ったそう。
そのターキーベリーが住み着いた場所には
何も植えてなかったからいいんですけど、
低木が幅をきかせて横3,4mくらいの大きさにまで成長していましたw

また、このターキーベリーはコロンビアやエクアドルで
栽培されているナランジラや、
東南アジアのナスに発生するネコブセンチュウ
トマトに発生する青枯病に対して
抵抗性のある根茎としても使用されています。

ターキーベリーの栄養価

健康メリット

ターキーベリーの健康メリットは
何と言っても目に良いこと!
ベータカロテン、ビタミンAが豊富で
食べ続けていると近視が改善すると言われています。
また、鉄分も豊富で、貧血予防にも。
サポニン、フラボノイド、トルボシド、アルカロイド、
タンニンなどの多くの抗酸化物質も含まれています。

健康メリットは以下の通り。

  • 抗ガン作用
  • 糖尿病予防
  • 消化機能、下痢の改善
  • 心臓血管の病気や発作予防
  • 鎮痛作用、抗腫瘍、痛風予防
  • 風邪、インフルエンザ予防
  • 痰、粘液の改善
  • 肝臓の病気を予防、改善
  • 生理不順改善
  • 貧血予防
  • 腸内細菌増殖の抑制

ターキーベリーは果実だけでなく、
葉を煎じて飲んでも健康効果が得られ、
アーユルヴェーダでも使用されています。

健康デメリット

これもやはり食べ過ぎると体に毒です。
また、緑内障の人が
摂取するのは危険なのでやめましょう。
何かしら持病をお持ちの方がターキーベリーの
薬草を摂取する場合は事前に医師に相談することが推奨されています。

ターキーベリーの味

このターキーベリー、
味はとっても苦いのです(´;ω;`)
生では到底食べられません。
炒めたり、漬物にしたり、スープにしたり。
タイではグリーンカレーの具材として
使われることも多いようですよ。
調理すると苦味がかなり抑えられて食べやすくなります。

ターキーベリーの食べ方

タイのグリーンカレー以外にも、
インドでは実をそのまま潰して香辛料として料理に入れたりしているようです。

私は農場に滞在している時、
インドネシアの子がカンクン(空芯菜)と
一緒に炒めた料理を作ってくれました(๑˃̵ᴗ˂̵)

こっちは未熟なパパイヤと一緒に炒めたパパイヤゴレン。

甘さもありつつチリパディが効いていて(つまり結構辛いw)
とっても美味しかったですよ(๑˃̵ᴗ˂̵)

まとめ

小さくて手軽に使え、
どんな料理にも合うターキーベリー。
(私のように)最近視力が落ちてきたなぁと感じる方は
ぜひ毎日の料理の具材として加えてみてはいかがでしょうか(๑˃̵ᴗ˂̵)