私が海外旅行や語学学校ではなく国際ワークキャンプ、WWOOF、workawayなどのワークエクスチェンジを選んだ理由
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私が海外旅行や語学学校ではなく国際ワークキャンプ、WWOOF、workawayなどのワークエクスチェンジを選んだ理由

4月ですね!
日本は桜も咲いてお花見シーズンなことでしょう(*´∀`*)

個人的な話、私が小、中学生、高校生の頃はクラス替えがイヤだったので4月は一番嫌いな月だったんですけど、大学生にもなると自由度が増して今年度の夏休みとか長期休みは何しよう、どこに行こうってワクワクしていたような気がします(*゚∀゚)

大学3年くらいから2週間の短期国際ワークキャンプに参加するようになったんですが、そうした大学の時の経験が社会人になってからも活かされて、年に2,3回くらい1週間前後で海外行くような有給活用スタイルができあがっていきました。
会社の上司や先輩からはまた海外逃亡するの!?とよくネタにされましたがw
しかし会社の上司や先輩も私の逃亡グセをよく知っていたのでありがたいことに有給取得には割と寛容でした(^^)


Photo by rawpixel.com on Unsplash

今回は、1週間から1か月くらいの休暇を使って海外に行く際、旅行や語学学校よりも滞在型ボランティアがおすすめな理由についてお話したいと思います。
※ここでは国際ワークキャンプおよびWWOOF、workaway,HelpX等、労働と引き換えに食事・住居が提供される滞在型ボランティアをまとめてワークエクスチェンジと呼んでいます。
WWOOF、workaway、HelpXの内容とその比較については以下の記事を参考にどうぞ。

海外ボランティアのプラットフォームであるWWOOFとworkawayとHelpXを比較してみた
海外ボランティアのプラットフォームであるWWOOFとworkawayとHelpXを比較してみた
私は学生の頃からボランティアに申し込んではよく海外に行っていました。 海外に行く方法として、ボランティアを利用することはとてもメリットの大...
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Contents

費用を低く抑えられる

ワークエクスチェンジのメリットは何より低コストで短期滞在ができること!
航空券料金はもちろん必要ですが、ここで考えたいのが滞在日数。
実は往復で飛行機のチケットを取るなら2泊3日の滞在でも、1か月2か月の滞在でも値段はほとんど変わりません
それならできるだけ長く現地に滞在する方がお得じゃないですか?(*´∀`)

旅行会社のパッケージ旅行は短くて2泊3日、長くても1週間位であることが多く、滞在先ホテルもほぼ決まっていて選択肢が少ないのが現状です。

語学学校の場合、例えば1か月ヨーロッパやアメリカに行くなら大体学費と生活費込みで40〜60万円ほどかかります。
フィリピンやシンガポールでも10〜30万円ほどかかります。

一方、ワークエクスチェンジの方は、渡航費と会員登録費のみ
会員登録費も形態によって様々ですが、安くて約2000円、高くても2,3万円で済みます。
かつ、労働と食事・住居の交換なので、生活費はほとんどかかりません。
#休みの日の活動、自由行動は自己負担であることが多いです。

よって費用を比較的安く抑えられることが滞在型ボランティアの最大のメリットと言えるでしょう。
もちろん費用も大事ですが、肝心なのは海外渡航によって自分の目的を果たすことだと思います。

海外に行く理由として、例えば以下の3つの目的があるとします。

  • 英語力アップのため
  • 視野を広げるため
  • 自分探しのため

実は、ワークエクスチェンジは旅行や語学学校よりもこれらの3つ目的を果たしやすいのです。
以下にその理由を述べていきます。

英語力アップのため

語学学校も良いのですが、ワークエクスチェンジでも会話力が上がり、実践的な英語が身につきます。

語学学校でやることは主に読み書き、会話やディスカッション。
私がシンガポールの語学学校に1か月通っていた時にムダだなと思ったのがこの読み書きの勉強。
学習歴が浅い言語ならともかく、英語となるとこれが正直だるい(´・ω・`)
読み書きや文法なんて日本でなら中学・高校で散々やっていますから。
こんな文法もあったなーと忘れていることを思い出して有効であることもあるのですが、これが宿題で出されたりするとこれまた億劫で(´・ω・`)

会話やディスカッションにおいても時間やテーマ、話す相手が限られているので、これがまた実践的でないと思うことがあります。
例えばよく知っているテーマについて10分隣の人と会話してくださいと言われたら、時間が足りないと感じるでしょうし、全然知らないテーマなら10分が1時間の如く感じられるでしょう。
往々にして日本人は黙りこみがちなので、欧米人の話し相手が話を捲し立てて終了です。
授業以外の時間に学校でできた外国の友人と喋っている方がよっぽど実践的で会話力が上がります。
授業料を払う意味がもはやわからなくなってきます。


Photo by Green Chameleon on Unsplash

ワークエクスチェンジではそんなことはありません。
会話はすべて自然な会話です。
初めましての初歩的な会話から、日常会話、
時間が経つと一緒にワークする仲間やホストと何かしら生活を改善する議論、国の文化や政治的な話をすることも出てきます。
授業の1時間隣に座ってペアになった人、という一時的関係ではなく、数週間を誰かと共にするので、人間関係を築き発展させていく会話力が自然とついてきます

英文法をもう一度おさらいしたいというのなら話は別ですが、文法を一度、中高で叩きこまれている日本人においてより大切なのは、話す力、実践で使える英語だと思います。
ちなみに旅行だとホテルのチェックイン、食事、道に迷った時に少し話す程度で、最悪英語を喋らなくてもなんとかなります。
あまり実践的な英語は身につきにくいのが現状です。
語学力は人間関係を築いていく過程で飛躍的に向上するものです。
旅行でも、入ったお店のマスターや他のお客さんと会話が弾んだり、ゲストハウスで会った人と仲良くなったり、積極的に人と関わらなければ英語を話す機会もなく終わります。


Photo by Florian Wehde on Unsplash

視野を広げるため

ただ見たことないものを見たり聞いたりするだけでは視野は広がりにくいです。
視野を広げるために大切なことは現地の人と会話し、自分の考えを養うことです。

これは私の例ですが、以前オーストラリアでworkawayをしていた時、ホストのご夫婦と会話していた時、味の素の話題になりました。

アジアではとても浸透してしまっている味の素のうま味調味料、MSGは欧米人に健康被害が多いという話を聞きました。
アジアの人は小さい頃からその味に慣れてしまってるからいいけど欧米人は慣れてないからMSGを摂取するとその異常だとわかるんだよね、という会話をしたのを今でも覚えています。
一方マレーシアで出会ったインドネシアの友人は「味の素やばいよね笑」ともはやネタにしてました。
別のインドネシアの友人は、「味の素摂取するとハゲるよ」って言っていました。

こういった話は日本にいながらにしてはほとんど入ってこない情報ですし、使い古された情報、ある意味では常識と化しているため改めて現地でニュースになるようなことでもありません。
現地の人と会話することでしか知り得なかった情報です。

もちろんネットで「味の素 ハゲ」などと検索すればたくさん情報が出てくることでしょうが、そういった現地の人との会話がなければそのキーワードで検索することもなかったでしょう。
自分の頭の中にある物以外の情報を見つけるために検索することは難しいと感じます(´・ω・`)

つまり、自分と異なる土地や環境で生きてきた人と話すことでその人の常識・考え方を知ることができ、そこから自分自身の常識を見なおすことで視野は広げられるように思います(ΦωΦ)
先にも述べたようにワークエクスチェンジでは、数日から数週間という長い時間じっくり考え方の異なる誰かと共にできるので、自分の視野を広げるのにも効果的な手段であると言えます。


Photo by rawpixel.com on Unsplash

自分探しのため

よく自分探しの旅に出ると言う人がいます。
私も昔は海外に出て、知らなかったことを知り、視野を広げればやりたいことも見つかるかなと思っていました。
しかし実際海外に旅してみると、見ず知らずの土地に自分は見つからないと思うようになりました。
なぜなら自分はその地と関わりのないいち旅行者であるわけで、
泊まったり食べたりしてお金を落とすこと以外には、自分がその土地に立っているというだけで基本的にその土地との接点がないわけです。
私という存在がなくても現地の人は働いたり食べたり休んだり、何事もなく普通に日常生活を送ります。

大切なのは現地に何かしら貢献すること、そして現地の人間と関係性を築くこと

この2つがあって自分は現地に存在すると実感できるのです。

よって、ワークを通じ、現地の人と関係性を築くことのできるワークエクスチェンジは見知らぬ土地で自分を見出すのにも有効なのです。


Photo by Anne Lin on Unsplash

まとめ

今回は数日から1か月前後という期間で英語力アップ、視野を広げる、自分探しをするという目的を果たすためにワークエクスチェンジがおすすめな理由を書いていきました。
もし、学生の方が就職に有利になるよう仕事に役立つスキルを身に着けたいというのであれば、
インターンシッププログラムに参加することも1つの手段でしょう。
半年や1年といった長期なら留学もアリですよね♪
ぜひ自分の性格も考慮に入れた上で目的と期間と費用に見合った海外渡航の方法を検討してみてくださいね(*^^)