[初心者向け]中国語会話の勉強方法として台湾ドラマがおすすめな理由
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[初心者向け]中国語会話の勉強方法として台湾ドラマがおすすめな理由

英語の通じるマレーシアで英語の次に大切な言語、

それは中国語です。
残念ながらマレー語ではありません。

というのは、マレーシアの中華系はもちろん、台湾、中国大陸など話す人口の面で観てもやはり中国語人口が圧倒的に多いからです。
今の時代、アジアにいるなら中国語は話せて損はありません。

私は社会人になってから中国語を勉強するようになりました。
大学4年の時に台湾の友人ができ、話せるようになれたらなという思いはあったものの、、、実際勉強が続かない。

なぜなら中国語会話の本を買って勉強しようにも、大陸向けの簡体字参考書が多くてあまり役に立たないというのと、実際に日本での生活で中国語を使わないからモチベーションを維持できなかったんです。

しかしそれがとあるきっかけでグングン中国語会話が身についていったんです。
それが台湾ドラマを観ることでした。
観ていくうちに日常会話が翻訳なしでもできるようになり、今はボキャブラリーを増やし、専門用語やビジネス会話も徐々にできるように勉強する段階に入っています。

今回は中国語会話を身につけるのに台湾ドラマが良い理由と、観る際のポイントをお伝えします。


Photo by JESHOOTS.COM on Unsplash

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Contents

台湾ドラマが中国語の勉強におすすめな理由5つ

台湾の公用語である台湾華語(國語)は北京語が元

台湾で話されている言語は主に3つ。
1番メジャーなのが公用語の中国語、いわゆる台湾華語や國語と呼ばれるものです。
その次が台湾語。台語とも呼ばれています。台南や高雄、屏東で使う人の多い言語です。
そして1番話す人の少ない言語が客家語です。


Photo by Athena Lam on Unsplash

公用語でもある中国語、台湾華語は北京語(マンダリン)が元になっているため、話し方や発音がほとんどマンダリンと同じなんです。
このマンダリンは中華系共通の言語であり、大陸の中国人だけでなく、マレーシアやシンガポールの中華系の人々にも通じます。
つまり話し方や発音を台湾ドラマで学ぶ=マンダリンを学ぶという図式になります。
私も中国語会話を台湾ドラマで習得してきましたが、かなりマレーシア華僑にも通じるなと感じます(^o^)
また、台湾華語は北京語に比べ、舌を巻いて発音することが少ないので日本人でも真似しやすいという特徴があります。

台湾ドラマには字幕表示がある

日本で洋画を観ると、大抵日本語字幕って入っているじゃないですか。
けど日本で邦画を観ても日本語字幕は入ってないじゃないですか。

台湾で台湾ドラマを観ると、中国語字幕が入っているんです。
これは日本のドラマに日本語字幕が入ってるような感覚です。

つまり、台湾華語のセリフに中国語字幕が入っているおかげで、その漢字と発音を同時に覚えることができるんですね。
しかも日本人なら漢字の意味から字幕だけでセリフの内容が概ねわかってしまいます。だから中国語といえどかなりストーリーを理解できちゃうんですね。

台湾で使われる漢字は繁体字

台湾で使われる漢字は繁体字といって、昔からある伝統的な漢字、
簡単に言うと難しくて画数の多い漢字を使います。

その一方、中国大陸で使われる漢字は簡体字。
画数が少なくて書きやすく簡略化された漢字を使います。

日本で使う漢字って、どちらかというとこの簡体字と繁体字の中間くらいなので、繁体字の方が字の由来とか似た漢字を想像できてわかりやすいと思うんですね。もちろん法則性とかちゃんと勉強すれば簡体字もわかりやすいのかもしれませんが、簡体字は簡略化されすぎて正直字を見ても意味がわからないものが多いです。


Photo by katie manning on Unsplash

本では知り得ない日常生活で使える活きた中国語を覚えられる

当然現代の台湾人がよく使う言葉、よりカジュアルで親しみやすい言葉を覚えることができます。
さらに実際にその言葉がどういうニュアンスで使われているのかを知ることができるので、会話力がUPします。

現実世界ではありえないようなシチュエーション

台湾ドラマは日本のドラマと違って「そんな設定ありえないだろ!」とか「なんでそういうことしちゃうかなー」と突っ込みたくなるようなシーンや人物設定を頻繁に見かけます。日本のドラマの方がずっと現実的な設定が多いです。
そんなツッコミを入れたくなるような展開が夢中になる要因でもあるんですかね。
もっと話の内容を理解したくなってきます。


Photo by Adam Krowitz on Unsplash

もっと中国語が身につく台湾ドラマの楽しみ方

台湾ドラマを観る時にある4つのことを実践するだけで、中国語会話力が飛躍的にUPします。その4つの実践内容をお伝えします。
#この内容はYouTubeや録画など、自由に早送りや一時停止、再生ができる動画向けです。

わからない単語が出てきたらひとまず一時停止して調べる

実はドラマのストーリーを流して観るだけではあまり中国語が身につきません。
わからない部分をそのまま放って置いたりすると、いつまでもわからないままになってしまいます。
わからない単語が出てきたら一時停止し、Google翻訳で日本語の意味と発音の確認をします。
そうすることでストーリーや話の意図が理解しやすくなります。

10秒戻して再生

一時停止して調べた後に10秒戻って再生します。
発音やニュアンスの確認しましょう。
そして調べているうちに頭から抜け落ちた話の流れを思い出すことができますw

繰り返し観る

同じ話を繰り返し観ることです。
すぐに何回も観るというよりかは時間を空けて観ることです。
そうすると、以前は理解できなかった話の内容がわかっていたりすることに気づき、自分の成長を感じます(๑˃̵ᴗ˂̵)

ストーリー展開が読めそうなドラマを選ぶ

これはドラマの観方というより選び方の話ですね。
なるべくタイトルを観るだけでストーリーが想像できそうなものを選ぶと良いです。
SF映画のように展開が読みづらかったり、ストーリーの中での会話が多すぎたりすると、何が起きているのかを理解しづらいことが多いです。
自身の中国語レベルに応じてストーリーを選択するのがいいと思います。


Photo by whereslugo on Unsplash

まとめ

たくさん台湾ドラマを観たらあとは実践する事が大切です。
台湾の友人がいたりすると中国語を使う機会も多く、会う度にもっと中国語話せるようになりたいというモチベーションが上がりますよ!

ちなみに私のおすすめ台湾ドラマは海派甜心です(๑˃̵ᴗ˂̵)
Rainie YangとShow Luoのシンガーコンビのドラマ。
奇跡が何回も起こる恋愛モノですw
YouTubeからも視聴できますよ!

参考
http://www.taiwan-navi.jp/information/study_language.html
http://howto-taiwan.com/3915/