マレーシアで日本人がマレー語を勉強すると味わえる4つのメリット
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マレーシアで日本人がマレー語を勉強すると味わえる4つのメリット

最近、マレーシアに住み始めた1年半前と比べてマレー語がわかるようになってきました。
一生懸命参考書読んだり勉強したりしているわけではないんですが、少しずつ人と話す中でゆっくりと習得目指しています。
今回はマレー語を勉強することで味わえるメリットやこれまで私が経験した楽しい出来事を4つ紹介します。


Photo by joyce huis on Unsplash

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Contents

すべてのマレーシア人と話ができる!

まぁ当然といえば当然のことなんですが、マレー語を習得するとすべてのマレーシア人と話をすることができます
マレーシアはアジアの中でシンガポールに次いで2番目に英語力が高いと言われています。
それが日本人の海外移住先として人気である要因の1つなんですが、英語が通じない場面も多々あるんですよ。

英語しゃべれる率を人種ごとに(私の感覚で勝手に)数値化するならインド系100%中華系80%マレー系50%といったところです。

しかしマレー語ならマレーシア人ならどの人種の人でもほぼ100%話せるわけです。
マレー語さえできればマレーシアで言葉の壁にぶち当たることはほとんどなくなります。

外国人労働者とも話ができる!

実はこれあまり知られていないんですが、マレーシアに働きに来ている外国人労働者もマレー語しゃべれる率が高いです。
逆に英語はちょっとしかしゃべれなかったりします。
特にアジア人はそうですね。

日本人や欧米人と接するような仕事に就いている人はもちろん英語もしゃべれることが多いですけど。
アメリカやヨーロッパから来て駐在など企業勤めしているような人はもちろん英語オンリーなことが多いですから。
実際マレーシアに駐在している日本人は、マレー語を使う機会がほとんどないというのをよく耳にします。
しかしマレーシアにおいて、英語に弱いマレー系や外国人労働者を指導しマネジメントする立場に立った時、マレー語ってしゃべれるととっても便利です。

実際、アジア系外国人労働者のマレー語習得率はほんと高いんですよ。
マレーシアの外国人労働者の国籍別内訳はインドネシア、ネパール、バングラデシュ、ミャンマー・・・と続いていきます。

インドネシア人は母国語のインドネシア語がマレー語とほとんど同じなので、マレー語をしゃべれるのはもっともなんですが、これまで私が会話したことのあるネパール、バングラデシュ、ミャンマーの労働者はみんなマレー語堪能!!
ローカルなレストランやストール、ママッなど外食に行くと外国人労働者に会う機会が多いので、注文の際とかマレー語ができると便利だなと感じることがよくあります(*・ω・)ノ

マレーシア人に喜んでもらえる!

マレー語で話したりすると、99%(※これも私の感覚数値w)のマレーシア人(あとインドネシア人も)はめちゃ喜んでくれます

例えばインドネシア系ナシチャンプルのレストランでインドネシア人のおばちゃんにマレー語で値段いくら?って聞いた時の話。

おばちゃん:「わぁーすごい!マレー語話せるのねー!」
私:「ちょっとだけだよー。」
おばちゃん:「ちょっとずつ勉強してったらすぐにいっぱい話せるようになるわよ!どこで働いてるのー?」

まぁこんな感じでインドネシア人含むマレー系のおばちゃんはわりと人懐っこいのでその後いろいろマレー語で話しかけてきます。何話しているのかわからなくなったらノリでやり過ごしましょうw

フルーツのお店で中華系のおっちゃんに話しかけた時も…

おっちゃん:「おぉ、マレー語話せるんか!」
私:「勉強中だけどね。英語の方ができるよ。おっちゃんも英語しゃべれるでしょ?」
おっちゃん:「マレー語勉強してるならもっとマレー語使わなきゃなぁ!」

Sかよ(・∀・)

マレー語でわからんとこちょいちょい英語で補足しながら会話しました。

道案内ができるようになる

マレー語で知らない女性に話しかける時って、「Excuse me」とか「Sorry」じゃなくて「Kakak(カカッ)?」って言うんですよ。
男性の場合は「Abang(アバン)?」と呼びかけます。

この2つの言葉、結構大事で、、、
KakakとAbangという単語知らなきゃ自分が話し掛けられていることにも気づきませんよね?

しかも話しかけようとしているような口調で言わなかったり、後ろからそれとなーく呼びかけられたりすることも多いので、自分に話し掛けられたのかどうかがとにかくわかりづらい!!!

なんとなくKakakという言葉の使い方を覚えて来た頃、タイムズスクエアあたりで前から歩いて来たマレー系の女性が「Kakak」と言ったので、私が呼びかけられたような気がして目を合わせてみるとやはり私に話しかけようとしていた様子。KL sentralまで行く方法を尋ねてきました。モノレールで行けるよー、とマレー語でなんとか伝えました。

というかどう見ても私マレーシア人ぽくないのにマレーシア人っぽいマレー系の人に道聞かれるってどういうこと?と思いましたが、きっと話し掛けやすいオーラ放ってたんでしょうねw彼女はそんな私のオーラを感じ取ったかもしれませんw

まとめ

英語ができてしまうとマレーシアでマレー語を学ぶ必要性ってあまり感じなくなってしまうんですが、いざマレー語をしゃべり始めるとまた同じマレーシアでも違った世界が開けてきます(๑>◡<๑)
マレーシアに住んでいる方はぜひマレー語にも挑戦してみてはいかがでしょうか?(๑˃̵ᴗ˂̵)

参考
http://magazine.campus-web.jp/archives/301120
https://www.jetro.go.jp/biznews/2017/02/32d39fc6fbbb37d0.html

コメント

  1. ななし より:

    初めまして。

    KakakとAbangはそれぞれお姉さんとお兄さんという意味を持つマレー語なのです。

    日本でも、他人に話しかける時、女性ならお姉さん、男性ならお兄さんと言うように。

    • Chihiro @Durian Hunter より:

      初めまして。
      解説いただきありがとうございます。
      確かに呼びかけの時に使いますよね(・∀・)